洋服がわからない
洋服がわからない
組み合わせがわからない
そんな時に参考にするのは何ですか?
以前アンケートをとった時は実際に店舗を見る、という方が多かったです。
忙しいママたちなのに何故?と不思議に思ったのですが、よく聞いてみると雑誌は「参考にならない」とのこと
綺麗なモデルさんが高い服を着ていて別世界
年齢が同じくらいでも自分とは全然違う
参考と言ってもさらっと見るだけ、という感じでしょうか。
そこで今回は雑誌やマネキンを見る時に
「何故かっこよく見えるのか」
ということをポイントで見ていきたいと思います。
コーディネートのポイントを細かく分析してみると…
こちら、アラフォー向けの雑誌のスタイリングです。
パッとみて「おしゃれ」と感じますか?
もしそう感じたのであれば、人は何を見てそう感じるのか分析していきたいと思います。
まず人が一番視覚で反応するのは色です。
ここでは真ん中のデニムが印象的でしょうか。
デニムなんてみんな履いてるのに何故?
それは外に着ているかっこいいコートとのコントラストではないでしょうか。
そして中に着ているものとの「意外性」
きれい目のコートにカジュアルなデニム。
黒のコートではなく、パーカーだったら「おしゃれ」と感じることは減ります。
これが「おしゃれ」→「人とは少し違う」と感じる要因になります。
ではパンツを外のコートと同じ黒にしてみるとどうでしょうか。
「こっちの方が好き!」という方も多いかもしれません。
色に「統一感」を持たせると
・かっこいい
・上品
・高級
という印象をもたらすことが出来ます。
自分でも出来るコーディネートなのにどこが違うの?
黒いパンツに黒いコートなら持ってる…
だけどこんな風にはならないのは何故?!
そうですよね。
それがファッションが難しいと感じてしまうところです。
一見真似出来るスタイリングですが、細かいところまで見てみると…
・髪はアップ
→長めのコートに対しスッキリさせてバランスをとる
・ピアス(イヤリング)
→スッキリさせた髪に大きめをつけて顔まわりを華やかにさせる
・ハット
→スタイリングがシンプルなのでアクセントになる
・バック
→ハットと同じ色味にすることで統一感が出る
ここまで細かいポイントがちりばめられていたのです。
「だから素敵に見える」
この理由が散りばめられているのです。
これらのポイントを少し減らしてみると・・・
・髪アップ無し
・ピアス無し
・靴の色無し
これまでのスタイリングと比べてどうですか。
ピアスやネックレスは小さいお子さんがいらっしゃる方には難しいかもしれません。
では、髪や靴の色はどうですか。
・ベルトを差し色に
・ベルト、靴を統一させる
・靴にデザイン性を持たせる
(アクセサリー感覚)
※靴参考画像
おしゃれに見せる、素敵に見せるって小さいことから始められます。
普段意識してなかったところにポイントを持ってきたりするだけでも今まで着てた服の印象が変わります。
無理する必要はないですが、出来ることを少しでもお手伝い出来たら嬉しいです。
saki