「年相応の服を着たい」と感じた時どうすればいい?
「年相応の服を着た方がいい」と言われたあなたへの記事から【年相応の洋服】についてお話しています。
他人に言われて嫌な思いをした、という方の例をあげましたが、
「そう言われればそうかもな」と感じた場合の対処法についてお話していきたいと思います。
そもそも「年相応」とは?
年相応 年齢に似つかわしいさま。 若作りでもなく、年寄り臭くもない様子。 服装や髪型などについて言うことが比較的多い。
出典元:https://www.weblio.jp/content/年相応
人から「若作りしている」「老けてみえる」と言われたくないですよね。
洋服選びの際に意識する点をいくつかに分けてお話しています。
前回もお話したように、洋服をは以下3つの要素から構成されています。
・質感
・形
・色み
前回の記事では「質感」を意識して「安っぽく見えない服の選びかた」について。
今回は「形」についてお話していきますね。
年相応の服を選ぶとき、洋服の「形」で見るべきは丈の長さ!
「年相応の格好で」と言われて特に気にしていただきたいのが洋服の丈の長さなんです。
主にボトム、ワンピースの長さです。
洋服の丈って皆さんどのくらい気にされていますか?
「膝が見えると恥ずかしいからそれは気をつけてるよ!」
「ミニとかはさすがに履かない」
「タイツ履けば結構大丈夫じゃない?」
きっとそこは当たり前でしょ!と気をつけてる方は多いと思います。
ですが、ただ膝が隠れればいい、というわけではないのです。
まず、近年のトレンドですが、全体的にオーバーサイズ。
つまり少し大きめのものを着るというのがトレンドになってきています。
同時に重心が下、丈も長めのものを選ぶことが好ましいとされいます。
「いやいや、それはわかってるよ。さすがに膝の見えるスカートは履かないよ。」
そう思う方もいらっしゃるかと思いますが…
冬の季節に合わせてチュニック×レギンスの組み合わせの時、丈は気にしていますか?
下に何か着ているから大丈夫!
そう思っていませんか?
前回の「若作りしているように見られる」とは逆に、チュニックスタイルが一歩間違えると「年齢より上に見えてしまう」危険性があります。
レギンスに合わせる時、ワンピース(チュニック)も膝下になるものを選んでください。
これだけでトレンド感が出て、垢抜けた印象になります。
具体的なコーディネート例がこちらです。
こんなに?というほど長くていいんです!!
右のスタイリング、少し懐かしく感じませんか?
春からレギンスパンツが流行るので一時期のチュニックブームを思い出す人も少なくないと思います。
しかしレギンスは膝上の長さのものを合わせて履くのではなく、ヒザ下の長いもの合わせて着るというようなスタイリングが大人にカジュアルにはお勧めです。
カジュアルだけに言えることなの?
そうではありません。
スカートも長めがオススメです。
こういう丈って老けて見える、なんて感じる方いませんか?
私はそうでした。
なんかフレッシュさに欠けるな、と。
でも違うんですよね。
中途半端に短いと全体的に中途半端に見えるんです。
更に不思議なことに、長さを気にするだけで垢抜けて見えるんです!
持っているスカートやワンピース、何だか前よりしっくりこないな、と感じた時。
それはこの「丈の長さ」が今の自分に合っていないのかもしれません。
「年相応」とは見た目もありますが、自分が着る時に「なんか違うな」と感じるその気持ち。
ちょっと感じた違和感を大切にしてみてください。
まとめ
自分の性格上、誰かおしゃれな人を見ると「なぜおしゃれに感じたのか」を分析する癖があります。
そこでは必ず共通点があります。
ただワンピースを着ているだけなのに何故?
シンプルな格好なのに何故?
共通点は「丈が今のトレンドに合っている」でした。
これがアンテナに引っかかるポイントになっているんだ、ということがわかりました。
逆に「おしゃれだけど何故か昔のスタイリングに見えるな」と感じた時、それもやはり丈のバランスだ関係することが多いです。
販売員時代、多くのジャケットを見てきました。
毎年入荷してくるジャケット。
何が違うの?
去年とどこが違うか?
そう、丈の長さなんです。
ロングジャケットが流行っていたり、ショートだったり。
パンツにも同じことが言えます。
お直しする時もクロップドパンツをどこでカットするか。
そんな小さな違いなんです。
だからこそ、気づきにくく、いつの間にか
「何だか前より似合わない気がする」と感じることが増えるのです。
トレンドに合わせた服を着た方がいい!という意味ではなく、服の変化はこういう小さいところにある、というのを知っていただけたら嬉しいです。
saki