2020年は「私はわたし。皆それぞれ。そのままの自分を大切に。」そんな年になって欲しい

2019年は皆さんにとってどんな年でしたか?

あけましておめでとうございます。

2020年元旦、お昼ご飯を子供達に食べさせて、今年最初のブログを書いています。

麺類大好きな子供たちですが、お蕎麦は好きでないようです。
(年越し蕎麦を元旦のお昼にも出す私w)

皆さんにとって2019年はどんな年でしたでしょうか。

忙しく毎日を駆け抜けていたことと思います。

本当にお疲れ様でした。

〜すべき、こうであるべき、からの開放

2019年は「型にはまらない自由さ」が少しずつ認められているのかなと感じた年でした。

私はママなので、お母さん業になぞらえて話しますが、母であるべき「こうするべき」の呪縛がSNSによって解かれていった1年だったと感じます。

「いいよ!いいよ!私もサボってるよ!」そんな同志たちの声に支えられて毎日を乗り越えられてきました。

お母さんだってサボってもいいし、子供を置いて外に飲みに行ったっていい!

私はちょいちょい家から脱走してました!w

年末に至っては大掃除もしなかったし、お節も作りませんでした!

「いいよいいよ、私もやってないよ!」

同志たちの言葉に年末まで励まされました!ありがとう!!

 

女性だからというだけの押し付けファッション

働く皆さんも本当にお疲れ様でした。

「働き方改革」という言葉がじわじわと世の中に浸透していると同時に、女性が職場でヒールを履くのが当たり前っておかしくない?という活動が昨年はありましたね。

この動き、本当に歓迎です。

スーツにおいても女性だけタイトスカートが強要されていたり。変ですよね…。

知っていますか?
女性におけるスーツって結局は「ドレス」の定義のままなんです。

男性のように「動きやすさ」重視ではなく、フォーマル=ドレスの定義と同じ。

型紙も女性が美しく見えるデザインが重視されます。

今は減ってきましたが、女性のスーツってあくまでも「立っている時にきれいに見える」重視。

切替やダーツの入り方もウエストラインがかなり絞られているものが多かったです。

ただ品よく立っていることしか考えられていないドレスと女性のスーツが同じって笑っちゃいます。

女性だからこうあるべき、はおかしいんじゃない?という声がアパレル産業にもどんどん浸透していって欲しいです。

 

女性服に機能性が必要ないって誰が決めた??

同時にこんな体験談も。

男性のコートを主人に借りたことがあるんですが、めちゃくちゃポケットが深いんですよ。

縦長の財布もすっぽり。

それに引き換え、私のコートのポケットは携帯ひとつでも落ちてしまうんじゃないかと心配になる浅さ。

あの深いポケットを体感してからは正直「男だけカバン持たない前提のポケットいいなぁ」って気持ちがいつもどこかにありました。

ワークマンが流行ったのも、ポケットの多さや滑りにくい、などの機能面が重要視された結果だと思います。

便利なものが欲しいのに男も女も無いですよね!

 

セルフラブの伝道師5人組

ネットフリックスオリジナル番組のひとつ【クィアアイ】

5人のスペシャリスト「ファブ5」が様々な角度から出演者を助ける番組です。

ファッション、インテリア、美容、カルチャー&メンタル、フード&ワインという5つの側面から多くの出演者を助け、見るものに勇気と癒しを与えてきた「ファブ5」のメンバーたち。

(引用元:SPUR.jp

海外で活躍しているファブ5ですが、舞台を日本にうつしたJAPANエピソードでの出来事。

日本の出演者の数名が自分のファッションについて口にしたこの言葉がとても印象的でした。

「自分はこういう服が好きな気がするけど、社会に出る時はなるべく目立たないようにしてる」

思い当たる人、多いのではないでしょうか。

ファッション担当のタンは本当に素敵なスタイリストで、きちんとその気持ちに寄り添うんです。

決して奇抜な格好はさせず、本来のその人が持つ「好き」を引き出す。

タンが選んだ服を着た出演者は「この方が自分らしい気がする」と笑顔で言うんです。

「自分らしい」と感じる服を着ると人って笑顔になるんですよ。

もちろん、とってもとーっても似合ってる!

誰に強要されたわけでもないのに、なぜか「相手に求められてるような気がする格好」を選んでしまう。

それって誰にでも少なからずある感情かな、と思います。

自己表現なんて難しい言葉ではなくてね「本当の自分はこういうのも着てみたい」その気持ちが大事。

それに気付く、というのがもっと大事なことだと改めて感じました。

(クィアアイの話をし始めると止まらないので、この辺でwお時間ある方はネットフリックスで是非見てみてーーー!)

 

「おしゃれでなければいけない」は誰の意志?

自分のおしゃれに対する考え方、行動を診断する【服装心理診断】

その中でも【一般性】の高い人は周りの目が気になってしまいます。

ここでもね、「おしゃれでなければいけない」は自分の意思か誰かの意思か?という事をお伝えしたいんです。

目立つのを好まない人に「似合うから明るい色を着なさい」「この方がおしゃれ」と押し付けるのは違うと思うんです。
(もちろん着たい人は全力でお手伝いしますよ!!!)

目立たず仕事に集中出来る格好をしたいのも正解。

心地よいと感じられる服を着たいと思うのも正解。

出来る人のように見える服を着たいと思うのも正解。

何を着ててもも、何を選んでも「自分がそうしたいから」を大事にして欲しいな、と思います。

 

「私はわたし。皆それぞれ。そのままの自分を大切に。」

思った以上に長くなってしまいました。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

いろんな人がいて、いろんな考え方がある。

それを多くの人が認めあっている時代になりつつあると感じています。

だからこそ、「私はわたし」という気持ちと共に「皆それぞれ」で他者を認める。

そして「そのままの自分を大切に」

自分の選んだ物、自分の好きなもの、全てが大切なもの。

2020年は誰かに押し込められていた気持ち、ファッションだけでも紐解けるお手伝いが出来たらいいな、と願っています。

本当に長々お付き合い頂きありがとうございました。

クィアアイの大好きな言葉を最後にこのブログをしめたいと思います。

「自分を大事にしないと人を大事に出来ない」

(結局最後もクィアアイーーーw)

 

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